■国立環境研究所 研究テーマ型任期付き研究員公募のご案内

  1. 研究テーマ
    地域環境研究センター「地上観測に基づく地域大気環境変動の解明研究」研究テーマ型任期付き研究員 1名
  2. 研究内容
    経済発展が著しい東アジアでは大気汚染物質の排出量が急増し、都市規模・東アジア規模で大気汚染が深刻化している上、この影響によって半球規模で大気質が変化している。一方、アジア大陸の風下に位置する日本は、大陸で排出された大気汚染物質の影響を強く受け、健康への影響が懸念される微小粒子状物質(PM2.5)やオゾンの高濃度事例が観測されるなど、越境汚染の影響が顕在化している。また、粒子状物質の直接・間接効果による放射強制力の変化、雲生成、降雨パターンの変化など気候への影響が懸念されている。そのため、東アジアにおける大気汚染の実態を解明し、気候や健康、生態系などへの影響を評価することが緊急かつ重要な課題となっている。
    本公募では、PM2.5や対流圏オゾン及びそれらの関連物質(窒素酸化物、揮発性有機化合物など)を対象とした地上観測を推進することによって、東アジアにおける地域大気環境変動を解明する研究に従事する人材を募集する。地上観測を基盤として、例えば、衛星観測データや化学輸送モデル等も活用した広域大気汚染の実態・発生機構・変化傾向等の解明、大気汚染による健康影響や気候影響の把握などのプロジェクト研究に従事することが期待される。
  3. 応募資格
    (1)採用時に博士号を有すること。もしくは、採用時までに取得できる見込みであること。
    (2)日本語によるコミュニケーション能力を有すること。
    (3)化学(大気化学、地球化学、分析化学等)、地球惑星科学(気象学、大気物理学等)などの学問を修めたこと。
    (4)大気微量物質(ガス、エアロゾル)を対象とした野外観測、室内実験、測定法・分析法の開発、データ解析などにおける経験と優れた実績を有すること。
    (5)観測とモデルを統合的に利用した大気環境変動の解明研究や大気汚染物質の気候影響・健康影響研究などに意欲を持つこと。
  4. 選考方法
    書類選考及び面接による。書類選考の後、面接を行う者には連絡する。面接日は平成25年11月上~中旬を予定。
  5. 提出書類(様式自由)
    (1)履歴書(写真添付、所定の様式を使用) 1部
    (2)研究業績目録(原著論文、著書、解説、口頭発表別)1部
    (3)主要論文別刷り又はコピー(5編以内) 各1部
    (4)これまでの研究概要(A4版1~3枚程度) 1部
    (5)研究に対する抱負(A4版1~2枚程度) 1部
    (6)所見を求めうる方2名の推薦状(宛名は10.(1)に記載されたセンター長。推薦者の氏名と連絡先を明記) 2通
    ※封筒に朱書きで「研究員応募書類(地域環境研究センター:大気系)」と明記のこと。
  6. 応募締切
    平成25年10月31日(木)必着
  7. 処遇等
    研究テーマ型任期付研究員として採用する。雇用期間終了とともに業績等を勘案して、パーマネント研究員(任期の定めのない研究員)に移行することがあり得る。
  8. 雇用予定時期
    平成26年4月1日以降の出来るだけ早い時期。
  9. 雇用期間
    任期は最長で平成31年3月末まで。
  10. 問合せ先及び書類提出先
    (1)研究内容、選考に関する問合せ先
    独立行政法人国立環境研究所
    地域環境研究センター長 大原 利眞
    TEL:029-850-2491 E-mail:tohara(半角で@nies.go.jpをつけてください。)
    (2)処遇等に関する問合せ先及び書類提出先
    〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2
    独立行政法人国立環境研究所総務部総務課人事係 長濱 強
    TEL:029-850-2316 E-mail:nagahama.tsuyoshi(半角で@nies.go.jpをつけてください。)