▼ Geochemical Journalの新カテゴリー「Express Letter」論文がウェブで先行公開中です

Geochemical Journalの新カテゴリー「Express Letter」論文がウェブで先行公開中です。詳細は以下の通り。原文のPDFファイルはGeochemical Journalのウェブサイトからダウンロード可能です。

On the change of 3He/4He ratios in hot spring gases after The Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008
Keika Horiguchi and Jun-Ichi Matsuda
Geochemical Journal, Vol. 42 (No. 6), pp. e1-e4, 2008
[Abstract] | [Full text] (PDF 120 KB)

アブストラクト
「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」(M7.2)は、2008年6月14日に東北日本の岩手県で発生した。我々は、地震発生の1週間後の6月21日と22日に、震央周辺の7カ所において温泉水と温泉ガスを採集し、溶存ガス中の3He/4He比とHeとNeの含有量を測定した。その結果、5カ所の温泉において10−85%の3He/4He比の増加、2カ所において11-35%の3He/4He比の減少が観測された。ヘリウム同位体比の増加は、震源域において下からマントル3Heを含んだ流体の上昇があったためと解釈できる。この上昇してきた流体が地震を起こす引き金になったと思われる。」