■学会からのお知らせ「大震災関連」(4)
〜地球化学会の取り組みの進捗状況とボランティア募集について〜


4/14にお送りした地球化学会ニュースNo.030以降の、地球化学会としての原子力発電所事故関連の取り組み状況を簡単にお知らせし、今後の予定についてもご連絡致します。

前回のお知らせ以降、科研費申請で連携した地球科学関連学会(と放射化学会)(以降、地球科学関連学会と呼びます)と阪大・東大を核とする核物理グループ(以下核物理グループと呼びます)の間での連携が模索され、何度かの話し合いの結果、協同歩調をとることで合意しました。その結果、福島県を中心に、ある程度細かい範囲(2 kmメッシュ)ごとに土壌採取を行い、そこでの放射性物質の存在量を正確に測定する計画が策定されました。4月末から5月の連休中に2度の予備調査を行い、その結果を受けて規模を拡大して調査することが、5/12に行われた両グループ間での会合で決まりました。

これを受けて、5月23日から6月12日までの間で、土壌の採集を行うことが計画されています。そこで、この調査に現地で参加していただける方を募集いたします。この期間で2日でも3日でも参加可能な方がおられましたら、お申し出ください。

いくつかの留意点を以下に列記します;
  1. 同様の募集を核物理グループ、放射化学会でも行っており、最終的な日程と人数の調整を担当者が行う事になっています。すでに他の団体からの呼びかけに応じている方は、その旨を書いて、この呼びかけにもご返事ください。地球化学会としての人数を把握するためです。
  2. 学生(大学院生)の参加も可能ですが、その場合は親の許可、および指導教員の内諾を得て下さい。(基本的には指導教員と一緒に行動して頂くことになることを想定しています。)
  3. 参加に伴う費用(旅費)は支払われる可能性大ですが、現時点では確約は出来ません。
  4. 3名1グループで行動することになりますが(うち1名は運転手で、タクシー運転手の可能性もあり)、グループ毎で被爆管理が行われる予定です(放射線従事者である必要はありません)。宿泊場所に関しては現在調査中です。
  5. 折角お申し出頂いても、調整の結果、参加頂けない場合もありますので、予めご了承下さい。
  6. 採取した試料は東大を経由していくつかの大学に送り、ガンマ線測定を行います。得られたデータは文科省に帰属します。データは最終的には公開されることになりますが、ある期間は試料採取、測定に関わった方に限定して公開されます。

ボランティア参加を希望される方は、下記の情報を18日(水)午後6時までに以下のアドレスまで電子メールでご連絡下さい。
ebihara-mitsuru@tmu.ac.jp[(@を半角にして下さい]

その際に、件名に”「土壌調査」”という文字を入れて下さい。メールに書いて戴きたい情報は以下の通りです。
氏名:
メールアドレス:
携帯電話番号:
勤務先電話:
所属、身分、放射線従事者かどうか:
現地で土壌採取に参加できる日付(ただし、移動日は含まない):

今後の連絡は阪大核物理センターから行われることになる予定で、頂いた情報もそちらに転送させて頂きます。

日本地球化学会会長 海老原充